いろは法律事務所の弁護士前原雅也です。久しぶりの投稿です。
タデ食う虫も好き好きといいます。自分の好きなもの、人の好きなものをタデ呼ばわりすることにそこはかとないためらいを覚えないでもないですが、重んずるもの軽んずるもの、人によっていろいろあるのではないでしょうか。
僕にもどういうわけか特にかっこいいと思われるものがあって、それがプログラミングです。
プログラミングができることがかっこいいと初めて思ったのは、20代前半のことです。もう20年以上前のことになります。
その時は、C++のソフトを買ったりしてプログラミングを勉強しようと試みたのですが、そこは持ち前の性分から、習得できないままお蔵入りとなりました。
IT企業に入って改めて学ぼうとしたのですが、その時もやはり、不真面目な従業員ぶりを遺憾なく発揮して、習得できないまま退職してしまいました。
その後20年ほどが経過して、プログラミングという言葉がよく耳に入るようになってきました。その言葉を耳にするにつれ、プログラミングに対する崇敬の念が僕の中でまたもやムラムラと蘇ってきました。
というわけで、弁護士費用を手軽に計算するためのpythonスクリプトを作成しました。
少しでもプログラミングをかじったことのある人であれば、実に容易なスクリプトなんだろうと思いますが、初めてpythonスクリプトを書く身にとっては、一大事業と呼ぶべきものでした。
大枠はそれほど時間がかからなかったのですが(もちろん、いろいろなウェブサイトから切り貼りしたコラージュで出来上がっています。)、細かい仕様部分の実現が難しく、合間合間のスキマ時間を使いながらそれなりの努力を重ねたのですが、結局、最後まで分からないまま諦めちまった部分もあります。
そんな不完全なスクリプトですが、windowsのデスクトップでもmacbook airでもわずかなキー入力で呼び出せるように調整しました。これで相談に来られた方から弁護士費用を訊かれた時に、大した苦労もなく答えることができるようになったかもしれません。ただ、呼び出し方法を思い出すのに苦労する可能性は否定できません。
一度こういうのを作ってみると、新たな欲求が頭をもたげてきます。……相続、交通事故などの事件処理に役立つようなスクリプトも書けるようにならないかしら。僕の見立てでは、きっと何人もの弁護士が簡単なスクリプトによる業務の効率化に励んでいるはずです。
ところで、言葉として何度も使ったことがありながら、一度として目にしたことがないので、タデなるものがどんなものか調べて見ました。
こんなのだそうです。高松では見たことがないなぁ。
以上、湖ほども深い謙遜の念とともに。
いろは法律事務所は、香川県高松市に所在する弁護士事務所です。
我々が扱う事件は、企業法務、労働問題等の法人に関わる問題、相続、交通事故、離婚等個人に関わる問題など、多岐にわたっています。
我々は、クライアントの皆様に対し、良質なリーガルサービスを全力で提供します。
経験と実績ある弁護士が、ご質問、お悩み内容に回答するにとどまらず、皆様が抱えている問題を解決するための方策を積極的に提示します。